Blog
まだまだ寒い2月。
冬のこの季節は空気が乾燥し、肌も慢性的な乾燥状態になっています。
今日は赤ちゃんの保湿についてのお話です。
一昔前は、赤ちゃんの肌にトラブルがなければ特に保湿は必要ないという助産師の指導が主流でした。
ですが、今は研究が進み赤ちゃんでも保湿は必要と立証されています。
現代の主流となっている保湿の考えとしては
将来的なアレルギーが防げる!!とされています。
赤ちゃんは新生児の頃から脂漏性湿疹といってぶつぶつが出来やすいのですが、基本はしっかり洗ってしっかり保湿が大事です。
「湿疹の有無に関わらず、新生児の時から保湿は必須。継続して肌の保護を行うことでアレルギー発症を防ぐ」
現時点で肌トラブルがあるのかないのかではなくどんな状態でも肌を十分に保湿して強化してあげることが大事です。
保湿だけでは肌トラブルが改善せず、ステロイドなどお薬が必要になることもありますが保湿自体はトラブルが起きてからではなく起きる前からの予防が重要です。
つるつる、ぷるんぷるんの肌であっても赤ちゃんは日頃からしっかり保湿しておくこと♡
お風呂上がりはたった数分で赤ちゃんの肌は乾燥してしまうので全身たっぷり保湿してあげてください。
保湿剤もいろいろありますが水分補給をメインとするものや乾燥がひどい時には油分の多いものなど状態に会わせて使うといいと思います。
小学生にもなるとちょっと手が離れてケアもしなくなってきますが、この時期スネの部分が真っ白に乾燥して粉をふくくらいになってる子がいます(笑)そこまでくると乾燥しすぎて痒くなり、掻きむしって更に悪化することもあるのでお肌のケアは継続してあげてくださいね。
成育医療センターの研究によると
全身たっぷり保湿を続けた赤ちゃんと
乾燥している部分のみにワセリンを塗っていた赤ちゃんを比べたところ
全身たっぷり保湿を続けた赤ちゃんの方がアトピー性皮膚炎の発症率が30%も少なく
食物アレルギーの発症率も少なかったという統計が出ています。
保湿は何度でもたっぷり塗っていいくらいです♪
赤ちゃんの肌を健やかに保ってあげてください 😀