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病原体はヘルペスウイルスで、潜伏期間は2~10日です。 症状としては、性器の痒み、不快感の後、水泡、びらんが生じます。特に初感染では強い疼痛を伴うことがあります。診断は病変部からのウイルス分離、抗原検出や核酸検査(PCR)で行います。
治療には抗ヘルペスウイルス薬(アシクロビル、バラシクロビルなど)を使います。放置しても2~4週間で自然に治りますが、初感染では痛みのため放置することはとても困難です。またヘルペス感染症は一般的に再発を繰り返すことが少なくありません。さらに、頭痛や発熱などがある場合には、稀に脳・脊髄へ感染することもあり、早めの治療が必要となる可能性もあります。