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超音波検査

超音波検査では、お腹の中の赤ちゃんや子宮・卵巣の状態を画像としてチェックします。当院では超音波専門医が検査を行います。本来であれば、超音波検査にはご家族の同席はむしろ歓迎させていただくところですが、昨今の感染対策のため同席が可能かどうかは受付でお問い合わせください。

 

  • 経腟超音波検査

主に子宮・卵巣と妊娠初期の赤ちゃんを観察します。妊娠初期では赤ちゃんの大きさから、妊娠週数と分娩予定日を確認します。不妊治療などを行わない限り多くの方は正確な排卵日が不明であり、月経周期が一定でなく排卵が遅れたりすることもあります。妊娠10週前後の赤ちゃんの大きさには、ほとんど個人差がなくみんな同じくらいの大きさであることから、必要があれば妊娠週数や分娩予定日を修正します。また、妊娠中期以降になると、子宮が大きくなることで観察しにくくなるため、妊娠初期に子宮筋腫や卵巣嚢腫のチェックをします。

妊娠中期では、子宮頸管長(子宮の出口の長さ)を測定します。頸管長が短縮すると早産のリスクが上昇するため、まず妊娠20週前後に測定します。また胎盤の位置をチェックして、前置胎盤などの分娩に対してのリスク判定もします。前置胎盤とは、子宮口(子宮の出口)を胎盤が塞いでいる状態で、低置胎盤とは子宮口に胎盤が近い状態の事です。前置胎盤とは、赤ちゃんの出口が塞がれているため帝王切開が必要となり、さらに妊娠後期までに大出血して緊急帝王切開が必要となることもあるリスクの高い状態です。低置胎盤は前置胎盤に準じる状態であり、どちらも状況によって妊娠中期からNICU(新生児集中治療室)のある病院をご紹介させていただきます。

  • 経腹超音波検査

主に妊娠中期以降の胎児発育・向きと羊水量を観察します。妊娠週数に対して順調に赤ちゃんが育っているかどうか、赤ちゃんの周りにある羊水の量が正常かどうかを測定します。もちろん赤ちゃんの体重には個人差がありますが、子宮内の環境が悪くなってくると、赤ちゃんの発育がゆっくりになったり、羊水の量が減ってきたりします。

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